
うわー、獅子舞(ししま)いなんか久しぶりに間近で見た。
元旦にランチを食べていたら、鉦(かね)や太鼓、ささらを鳴らしたお囃子(はやし)が入ってきた。
「あれ、これだけ?」と思ったていたら、しばらくしてから獅子舞いが登場!

頭を大きく振ると思えば細かく震えさせ、足使いもメリハリがきいて、テンポよくキレのある踊りで客席を練り歩く。
子供の中にはびっくりして泣いてしまう子も。
私も小さい頃は家の玄関にお獅子が来て、本当に怖かったわ~。
テレビで見た「なまはげ」も、かなり恐ろしかったけど。
秋田に生まれなくてよかったと心底震え上がったもの。
最近では「子供が怯えるから」とソフト路線になっているそうだけど、世の中には理不尽に恐ろしいものがあるってこと、小さい頃に知っておくのもよかったんじゃないかな、と思ったりする。

母は「ちょっと、ちょっと」とお獅子を手招きすると、おつむを指さし、噛んでもらってご機嫌。
お獅子が悪霊を食べてくれるので長生きするのだそうだ。
今90歳。

ほかにも、「仁羽(おかめひょっとこ)」の踊りもついてきて、滑稽な仕種(しぐさ)で愛嬌を振りまく。
暮れもてんてこ舞いだったが、お正月は「天手古舞」を見る。
プリミティブな音と踊りに、久々血が騒ぐ感じ。
新年からありがたい気分である。
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