和ろうそく
京ろうそく体験教室、「色かけ」に続き「絵付け」。さっき自分で赤い色をつけたロウソクに、上から絵を描いていく。目の前では若い女性の職人さんが、白いロウソクの中央に金色の菊のご紋章を描いている。1輪が16枚の菊のはなびらを、型紙もなしで大きさ…
前回からの続きで「京ろうそく」の体験教室、色かけ。 先ほどの流し込みの作業場の隣では、ベテランの職人さんが、手際よく蝋燭(ろうそく)に色をかけている。みるからに難易度が高い。 おおきな鍋の中には赤い染料の入ったロウ(蝋)がたっぷりと溶けてい…
京ろうそく体験教室、昨日からの続き。 いよいよ実際に「和ろうそく」を作ってみることに。商品を作っている現場に入れていただけるということがとても嬉しい。 手前にあるのは蝋型、右手には大きな鍋で温めて溶かしたロウ、奥は作業する台。この方がここの…
昨日の鬱陶(うっとう)しい雲が見事に晴れて、冴えた青空と冷たい空気の京都。 この日はあちこちに行きたくて、たくさん予定を入れてみたのだが、そのひとつがこの「京蝋燭(ろうそく)なかむら」さん。 以前から「和ろうそく」にはとても興味があって、待…
和蝋燭(ろうそく)は、洋ろうそくに比べてすすが少なく長時間持つという。 櫨(はぜ)の木の実から採れる蝋(ろう)で作られる。櫨(はぜ)はウルシ科の植物で、古くは暖かい西日本で栽培され全国に出荷された。 蝋は漆(うるし)の実からもとれるが、櫨のほ…