パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ツルニチニチソウ 蔓日々草 Vinca major

ツルニチニチソウの青い花がこの時期咲いている。公園の植え込みや庭のフェンスなどに、濃いグリーンを背景に、パッチリとした藍色が映えてきれい。1輪をアトリエに飾ってみた。最近はこんな野の草を入れるのが気楽でよいと思っている。ツルニチニチソウ,蔓…

ラ コゼット パフュメ 『人生を輝かせるローズの秘密 & ローズの香水の調香体験』rose

「ラ コゼット パフュメ(La causette parfumée)」は、フランス語で「香りのおしゃべり」という意味。 4月22日、香水サロン スティル エ パルファン主宰 地引 由美様が主催する「第12回 香りのおしゃべり会」の講師としてお招きいただきました。 テーマは「人…

藤(フジ)の花 Wisteria floribunda

「あのみごとな藤棚(ふじだな)はどうなっただろう」と懐かしく思い浮かべている。アトリエが六本木に越してから、すっかり新宿御苑から縁遠くなってしまった。 しかしよくしたもので、今度はアトリエの近くの路地をちょっと入ったところの家の塀ぎわに、流…

ツタ,蔦,IVY

丸裸だった大使館の壁に、ある日、針のようにちいさな突起があると思ったらみるみると膨らんで、次の日には小さな葉が開いています。薄茶色のもやのようだったあたりは、すでに生き生きとした緑に覆われて、春の開きはめまぐるしくて、嬉しいやら哀しいやら…

懐かしのタイプライター typewriter

「赤いバケツのオリベッティ」そんなキャッチフレーズが蘇(よみがえ)る。タイプライターの形の、これはロール型のメモ帳入れなのである。アトリエの近く、「六本木AXIS(アクシス)ビル」の1、2階には素敵な輸入インテリア雑貨のお店がある。そこで見つけて…

アトリエの八重桜 cherryblossom

サクラはぱっと咲いてぱっと散る、というイメージがあるが、サクラのさく季節は思いがけず長い。 秋に咲く十月桜(ジュウガツザクラ)は別としても、2月に咲きはじめる寒桜(カンザクラ)から始まり、3月河津桜(カワズザクラ)、4月に染井吉野(ソメイヨシ…

お寺の枝垂桜 シダレザクラ cherryblossom

日曜日、よく通りかかるお寺の門の奥に、風情のある枝垂桜(しだれざくら)をみつけ、初めて中に入ってみました。東京の真ん中とは思えないような雰囲気です。しだれ桜には新宿御苑のように、ソメイヨシノよりも早く咲く種類もありますが、おおむね一拍遅れ…

さかぐちの「京にしき」rice crackers

アトリエで缶をあけた瞬間、その迫力に「うわ、すごい」と歓声が漏れる。 最近では缶入りのおせんべいというと、小分けの個包装になっているものを想像するが、素のまま(という表現がいいのかどうか)ののりせんべいが、いきなり缶に詰め詰めしてあった。 …

花まつり 休日の銀座にて Buddha's Birthday

母の使いで、銀座に来ています。和光に時計を預けて待つ間、銀座鳩居堂(きゅうきょどう)にお線香を買いにきました。お店の前にお釈迦様が鎮座(ちんざ)されていたので、甘茶をかけてお祈りしました。今日はここへ来る前にも、近所のお寺を通りかかり、そ…

エニシダ、ジュネ (Genet)の 香料

エニシダ(金雀枝)、ジュネ(Genet)、またはブルーム(Broom) エニシダの香気成分 朝、アトリエの階段を上がると、リナロールや、ローズPとかゲラニオールと言ったさわやかなフローラルグリーンの香りに迎えられる。 数日前にエニシダの鉢を買ってきて、…

「バラの調香体験講座」ラ コゼット パフュメ La causette parfumée

「ラ コゼット パフュメ(La causette parfumée)」は、フランス語で「香りのおしゃべり」という意味。 今回はご縁が繋がり、香水サロン スティル エ パルファン主宰 地引 由美さんが主催する「第12回 香りのおしゃべり会」の講師としてお招きいただきました。…

Copyright © PARFUM SATORI All Rights Reserved.