パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

観葉植物シュガーバイン Parthenocissus sugarvine

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シュガーバインという、観葉植物のひとつ。
明るい緑、5枚の葉が車輪状にまとまっているのが、あどけない感じで好き。
 
 
 
 
 
 
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ワンダーガーデンという静岡の出店。多肉植物がたくさん並べてあってとってもかわいい。
 
アトリエから帰る途中、駅ナカの露店(ろてん)で見つけた。ここのエリアでは週替わりでご当地名物や、食品、雑貨などのワゴンがでる。
 
いままでにもライチ、水晶かんきつなどを買ったのであるが、たまに珍しいものを見つかるので楽しい。この日も足早に通り過ぎる横目で、ちらっと見えたグリーンに魅(ひ)かれて足を止める。
 
 
 
お店の人と話しながら、あれこれと出してもらって、育て方や注意点を聞く。
取り合わせて並べてみて、とっても気に入った小さい鉢を4つばかり求めた。
 
 
 
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左奥はアラビアコーヒー。
 
「よく育ちますよ。」
彼の家にもこのくらいのサイズから育てたアラビアコーヒーがあって、もう50センチくらいに成長しているという。
 
「おたくのはもう、花が咲いた?」
「いや、まだですよ」
「白い花はいい匂いがするのよね~」
 
4メートルくらいにはなるらしいから、あんまり大きくなっても困るかも・・・。でも、お花咲かせたい。白いコーヒーの花は、ジャスミンのような匂いの中に、ビターなグリーンが少しだけある。
 
昨日の会話を思い出しながら古い染付けの火鉢を鉢カバーの代わりにして寄せ植えにする。
右はテーブルヤシ。あまり大きくならないそう。姿に変化があっていい。
 
 
 
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シュガーバインの5枚葉が連なって、やわらかく枝垂れるラインがすてき。
 
増やさないように気をつけているのにもかかわらず、もらいっ子したり買ってきたり。現在、アトリエには10鉢もある。
 
水やりの頻度がバラバラなので、けっこう面倒を見るのが大変だ。それでも、そばに生き物がいるってことが嬉しいなって思う。
 
 
 
 
特別、役に立つと言うわけでもなく、実用でもない。なくてもいいものなのに愛される。だからいい。そこが大切。
 
 
 
 
 
 
 
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