ギボウシ(擬宝珠)Hosta
ギボウシ(擬宝珠)という名前の由来は、つぼみが橋の欄干についている擬宝珠(ギボウシュ)に似ているからだという。
その擬宝珠というものはたぶん誰でも目にしたことがあると思う。頭の先がとがった玉ねぎのような、栗のような、アラビア風寺院の屋根のようなアレである。
その擬宝珠というものはたぶん誰でも目にしたことがあると思う。頭の先がとがった玉ねぎのような、栗のような、アラビア風寺院の屋根のようなアレである。
![140818ギボシ4.jpg](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/p/parfum-satori/20190910/20190910044147.jpg)
まだ、展開する前のつぼみは、このように苞に包まれている。
確かに、これはちょと擬宝珠(ギボウシュ)に似ている。
確かに、これはちょと擬宝珠(ギボウシュ)に似ている。
![140818ギボシ3.jpg](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/p/parfum-satori/20190910/20190910044142.jpg)
8月も盛りになると、茎はすっかりと伸び、横向きに花が並んで咲く。
夏に咲くラショウモンカズラにも似た雰囲気だが、あれはシソ科植物で、こちらはクサスギカズラ科。
両者は葉の形がぜんぜん違う。
![140818ギボシ5.jpg](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/p/parfum-satori/20190910/20190910044151.jpg)
幅広で地面に低く広がる大きな葉は、夏らしい涼やかさを持っている。
日陰に咲く下草。
日陰に咲く下草。
![140818ギボシ2.jpg](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/p/parfum-satori/20190910/20190910044139.jpg)
ウルイのお浸しでよく知られる山野草でもある。