パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

かんざし 簪 KANZASHI

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櫛やかんざし(簪)は、重いと髪から抜けてしまう。

そのため、べっこうや漆などの素材のものが多い。
金属ではせいぜいシルバーの重さまでが普通だろう。


 

でもやはり、こういうちゃんとした宝飾品のかんざしも持っていたいもの。
18金やプラチナを使ったものでは重くなってしまうので、あまり大きくしないほうがよい。


そんなわけでこのかんざしは小さいけれど、ホワイトゴールドとイエローゴールドのコンビネーションでできていて、小さなダイヤが蔓(つる)の部分に10個入っている特注品。

 

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アールヌーボー調の姿が美しいので、髪にさすだけでなく飾って眺めているのも楽しい。

デザインはマメ科のお花、スイトピーとか?

 

 

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ボリュームのある髪のあしらいにはちょっと控え目だけれど、ときおりキラッとダイヤが光るのが上品でよいと思う。

 

 

 

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