パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

六本木バー「カスク」Cask

101215cask.jpg

六本木交差点から、溜池山王へ下って右にバー「カスク(cask)」はある。
3人でさんざカモを食べた後、帰るのが名残惜しくて、「トウザブロウ殿」行きつけのこの店へ、千鳥足を運ぶ。(昨日からの続き)

 

洞窟のような階段を下りて地下へ。
樽をイメージさせる木と石造りのお店で、秘密酒蔵に入ったような感じ。

奥のちっちゃい個室があいていたので、ここでも3人ですっぽり落ち着いてしまう。


「味覚」のカモ鍋から「カスク」へと、1年前と同じコースをたどり、同じ部屋に通され、酔いとともにデジャブに襲われる。
しかも、去年と同じひとが注文をとりに来た。

当時、彼女はまだ店に入ったばかりで慣れていなかったそうで、
ウシュクベーある?という私の問いに

「あのときは、ウシュクベーって何だかわからなくて焦りました!」
なんて、ちゃんと覚えていてくれた。

 

トノはいつもの水割り。
横からひとくちいただいいたが、口の中にふわっとしばらく残る香りが芳醇。

もうおひとかたはウォッカベースの水出しコーヒーカクテル(たぶん)。
濃縮されたコーヒーの香りがすばらしいけれども、かなり強いお酒。
これは、いきなりガツンと来そう!

 

私は・・・、今日はちょっと可愛らしく生の洋ナシとラムベースのカクテルな気分で。
「あらー、フレッシュ!ジュースみたい・・・(私には)」
というわけであっというまに飲み干してしまい、(可愛くないー)

じゃ、次はフレッシュイチゴのカクテルも、と頼んだところで、

「さとりさん、ほら、写真撮っとかないと」
「おおー、また忘れるところだった」

 

というわけで、写真はこの2枚きりだ。

101215caskドライフルーツ.jpg 

 

とにかく、ここへ来る前にたっぷり食べたカモでおなかがいっぱい。
チーズは無理だったのでドライフルーツを注文した。


アプリコット、パイナップル、イチジク。
2種類のレーズンのうち、小さい方はちょっとスモーキーな香りがして、
微妙な風味がある。


面白いゾー。また新作のイメージが湧いちゃいそう☆

 

 

Copyright © PARFUM SATORI All Rights Reserved.