パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

自然による造形美、樹幹の模様と柄 forest

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自然の作った造形の美しさ。

まるで漆喰(しっくい)を塗った壁のような柄である。
これがなんの木だったのかは不明。

(あとでケヤキだと教えてくれた人がいた) 

 

花の時期が一服すると森の中は緑の葉が覆いかぶさり、木漏れ日がキラキラと落ちてくる。
その下には思いがけずきれいなものがあって、ふと表われてくる。

いつもあったはずなのに、花の美しさに惑わされて、そこにある景色を見過ごしてきたのだ。

 

ゆっくりと呼吸をしながら、あたまを空っぽにしてただ歩く。

そんなときどきに見つけた木の面白さを撮っていたものが何枚もあって、
今までに貯めて来た写真の中から、選んで並べてみたらなんかすてきだった。

 

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カリン。
このまま、ワンピースやカーテンの柄とかになりそうな。

 

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まるで鱗のような。

何の木だったんだろう。忘れちゃったけど。

(あとでケヤキだと教えてくれた人がいた)

 

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ケヤキ
このひび割れたモザイクが恣意的(しいてき)でなくてすてき。

 

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たぶん銀杏の木。
カサカサと乾いてコルクのような木肌は温かみがある。

 

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これはプラタナス
淡い茶系のまだら模様がワイルド。

 

 

 

 

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