パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

Enjoy Paris 1 パリのシンデレラ Cinderella

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あーあ、まだ南仏のできごとを半分も書いていないのにパリに来てしまった。

とりあえずフレンチリビエラについてはまたあとで書くことにして、新鮮なパリを書いておかねば。

ここはパリ2区のアパルトマン。
いつもは7区のプチホテルに泊まるのだけれど、今回はこのあたりや隣のマレ地区に用があるので
ちょっと違う場所を選んでみた。

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インテリアがシックでとても居心地がいい。
うーん、ところどころになんかロマンチックな雰囲気があるのだ。

タイトルの「パリのシンデレラ」の意味は、ここが昔、屋根裏部屋だったから。
でも3部屋をつなげているのでとても広い。

リビング、ベットルーム、ダイニングキッチンのほか、バスルームやウォークインクロゼットもある。
昼間は猛暑のパリでも、窓は両側にあって風通しが良いので、夜はちょっと肌寒いくらい。


 

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今の時期カンヌでは10時に暗くなるのだが、パリは緯度が高いせいか、同じ時間でもまだ空が明るい。
そのため、パリで花火は11時過ぎに上がるらしい。

これでも、6月に比べ日暮れが早くなった感じがするというパリの人の感想。
東京でも、このくらいの時期になるとちょっと早く暗くなる。

 

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東向きの窓ごしに中庭の向こうを眺めている。
夕闇に溶けていく建物からは、暖かな光りが四角く浮かび上がる。
カーテンを閉めずに、開け放したまま。

パリの冬は暗いから、こうして夏の間に明るい時間を楽しむのだろう。

ひとつづつの窓の向こうに、それぞれの物語があるのだ。

 

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「さとりさま~。いい年してシンデレラをたとえに出すのはちょっとZZC(ズーズーシー)のでは?」

「んじゃ、クイーンにする。一番上の5階だから、ペントハウスの女王の間ね!」

 

 

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