パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

Enjoy Paris 2 メトロに乗って

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パリ二日目、メトロに乗って、パリの中を移動。

パリは小さい街なので、歩きと地下鉄を使うのがとても便利。
一枚のチケットで乗り換えもでき、どこまでも同じ料金なのだ。

なんといってもタクシーはなかなかつかまらないし、タクシー乗り場もあるのだが場所によっては全然停まっていなかったり、渋滞したり、一方通行ありと、近いところなら歩いたほうが全然早い。
(しかし最近はナビ搭載のタクシーが増え、大回りされることもなく、明朗会計ではある。まあナビも決して近道を選ぶとは限らないのだが・・・。)

 

こんなところで阿呆な顔をしてカメラを構えていたら、スリやひったくりの格好の餌食になるので、連れに周囲を警戒してもらいながら急いで撮ってみた。

 

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マドレーヌで降り、ロワイエ通りをセーヌに向かって歩く。
なんといってもここはプレステージな場所。

シャネルの向かいの「ピネル エ ピネル」にて。
オーダーメイドの革製品を作っている。

普通のハンドバックや小物ももちろんショップに並んでいるのだが、本当のところ世界の富豪から特注品の依頼があり、そちらがメインの仕事である。

例えば革製の大きなケース。

それは扉を開くと最新のマックに合わせたコンピューター用のビューローや、ワインバーなどになり、たたむと巨大なトランクのようにボックスになる。

 

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超一流のHの会社でさえ今は機械化が進み手縫いの仕事が減っているそうで、面白くなくなった職人がだいぶこちらに流れているらしい。

家内職工業は本当に良いものを知る、限られた人のためだけのものになってしまった。
だから?通りがかりに入る人は対象にしていないので、表通りに面している必要もなく、ちょっと中庭の奥にある店。

 

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一応、近所のラデュレも中の飾りつけをチェック。
やっぱりラデュレはいつ来てもかわいいなあ。

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となりのティールームは改装中だ。
工事中を囲む塀にはラデュレらしいイラストが書かれている。

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左に折れサントノーレを進むとゲランが。
上のほうに工事中の幕がかかっているけど、こちらもとってもおしゃれ。

ここを右に折れ香水店アニックグタール、ジャー、ジャンパトーなど香水店の前を通りまた右に曲がるとフレデリックマルのお店がある。

 

残念7時を過ぎて閉まっていた。
この時期は明るいのでつい時間を忘れてしまう。

 

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ジャンヌダルクの像の向こうに観覧車が。
ナショナルホリデ―(革命記念日)の前後だけ移動式の遊園地ができる。

ちょっと遠回りだけど、ここからコンコルドでまたメトロにもぐり、モトピケ経由で6区へ。

セーヌを わたるのって結構大変だ。

 

つづく

 

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