パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

Enjoy Paris-3 続メトロに乗って/かぼちゃの馬車はTAXIで

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セーヌ左岸、サンジェルマン通り。街の建物の間から対岸のノートルダム寺院(横)が見える。

昨日からの続きであるが、この日は右岸でのアポイントを終えて左岸へと移動。
la Motto picquet(モトピケ)乗り換えでOdeon(オデオン)の二つ先で降りる。

とゆるく続きを始めてみた。

 

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右岸の2区とはまた違う落ち着いた趣きのあるところ。

 

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今夜はここでお食事。夜8時のお約束でも外はまだ明るい。

ご招待いただいたお店はGuy Savoy の姉妹店。
最近のパリのフレンチは一皿の量が品よく、それほど大盛りではない。
小食の?私でも普通に前菜とメインとデザートを完食。


3年ぶりに合うご夫妻と話が弾み、出るときは12時を回ってしまう。
シンデレラは12時で魔法が解けて素足で帰ったが、さすがにパリの夜はタクシーで帰ることにする。
ゲートの前で降り、タクシーがまだいる間にコードを押して、重い扉を開けて門の中に入れば安心。

 

この日はこれで終わり。でも地下鉄についてもう少し続けたい・・・。

まだ娘のころは駐在員の人が全部アテンドしてくれたので、メトロに乗ることなんかなかったけど、大人になって初めて、友達と二人でパリに来た時のことである。

一緒にメトロに乗っていると、彼女はなんだか怖い顔をしている。
「ねえ、何か怒ってるの?」ヒソ
「地下鉄じゃこういう顔をしていないと危ないんです」ヒソヒソ
言われてみると乗っている人たちはみな沈痛な顔をしている。

彼女は学生のころヨーロッパを一人で旅したことがある。
かなり怖い思いもしたらしい。

パリのメトロは便利だけれど、やはりリスクは伴う。
ヘラヘラしていると狙われやすいのは今も昔も同じである。

 

続く

 

 

 

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