パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

帽子の日 ハット 8月10日

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今日は8月10日でハット(帽子)の日なんだって。

私は帽子が好きで、小さいときからよくかぶっている。

小学校の制帽は、夏は白い木綿で、なんか畝のある生地だった。
小さなツバがぐるりと巻いて、丸っこい形。

そうそう、あごに白いゴムがあって、風で飛ばされないようになっている。
でも、ゴムを持って振り回したりするからすぐに伸びてしまったりした。


冬は濃紺のフェルトの帽子。
こっちも同じ、丸っこい形だ。

 

中学、高校になって制帽はなくなっても、普段あそびにいくときは麦わらのつば広帽をよくかぶっていた。
造花や果物の飾りがてんこもりに乗っかってるようなのが好きだった。
ギャザースカートにパフスリーブなんか着てた。昭和だな~。

 

今でも帽子が好きだし、なんといっても、紫外線がコワイ。
強烈な日差しのこのごろ、実用をかねて毎日かぶっている。

 

フランスで街を歩いていると、帽子をかぶっているのはほとんど日本人。
現地の人で会うのは、たまにお金持ちのマダムくらいだ。
フランス女性の多くは肌をさらすことを恐れない。
日焼けするのがステイタスだから、平気で小麦色になり、小じわもシミもあって、それがまた魅力的だったりもする。

 

日本でも最近は、帽子より日傘のほうが主流のような気がする。
去年は初めて、日傘を差す男性を見てびっくりしたが、今年はもっと増えたらしい。

 

つばのおおきい夏用の帽子がほしいなー。
こっぱずかしくてかぶれないけど、マイフェアレディのような、リボンの騎士のような、大きなリボンのついた帽子も本当はほしい。 


でも、帽子の箱ってすごく嵩張るんだよね。
クローゼットがいっぱいになっちゃうけど、帽子の箱って素敵。

 

 

なんかとりとめなくなってしまったけど、今日は帽子の日

 

 

 

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