パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

台湾 台北 2

 

 

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台北にて、ホテル近くのレストランで中華を食べる。

 

旅先ではどうしても、疲れが出て胃腸が働かない。

それで朝はおかゆを食べ、夜も軽めにしようと思ったのだが、いざ食べ始めたらおいしくて♪

 

 

上は鶏のスープ。上湯雛火敦翅(文字が見つからない)

あっさりして薄味で、おなかにとっても優しい。

 

 

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 これは、豚肉の細切り炒めを餅(ピン)にはさんで食べる。(青葱醤肉糸糸)

ちょっとこってりかと思ったけど、パリパリの皮が香ばしくって、ついたくさん食べてしまった。

 

中華はどこで食べても、味付けは少し甘めで、辛め。

ニンニクとトウガラシが何にでも入っている感じ。

 

 

このあとも、豚の三枚肉をとろとろに煮込んで、万頭にはさんで食べる成都壜子肉(あてる漢字がないので、雰囲気)など何品か頼んでみた。

 

すごくおいしい・・・が、すぐにおなかがいっぱいになってしまい、思ったほど食べられなかった。やはり、胃はデリケート。 

 

翌日は有名なディンタイフォンに連れて行かれ、ショウロンポウを食べた。

新宿の近くのデパートにもチェーンがあるが、「台湾の本店ははるかに美味しい、味が違うんだ」と台湾の人が自慢するだけあって絶品。

 

これも、一つづつは小さいけど、いろんな種類が次々運ばれてくるので、すぐに満腹になってしまう。食べきれず残念だった。

 

ちなみに「ショウロンポウは一口で食べる」、という日本の常識は

「熱くて危険だから私たちはやらないよー」

と現地の人が笑っていた。

 

 

 

いわゆるデパ地下は、イートインやフードブティックが並んでいる。日本食も人気があるもよう。

麻布茶房というカフェや寿司、ドーナツ、クレープなど日本語の店も多数みられる。

 

日本という看板(ブランド)は好きだけど、中身は台湾仕様(好み)というのが成功の秘訣のようだ。

 

ま、フランス製のブランドチョコも、日本では味が違ったりなんて、どこでもなんでもそうだけど。。。

昨日も言ったように、三越は20件近く、阪急デパートやそごうなど、(日本ではちょっと終わった感のあるデパート)がたくさん。

 

上の階には当然、ユニクロやMUJIといった日本のブランドも人気がある。 

 

 

 

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滞在中、爪が壊れたのでネイルサロンでバイオジェルをしてみた。

ホテル隣の阪急デパートの中、日本のチェーン店だった。

 

台湾でもネイルアートが人気だそう。

見本のチップは色合いなどちょっと日本とテイストが違うけど、仕事はとても丁寧で値段は半分くらい。

 

若いきれいなお嬢さんたちは日本で研修をし、資格をとったそうで、日本語も上手。お祖父さんが話せるという人もいた。

 

今、80歳くらいの人はみな日本語ができる。その時代は日本語教育が学校でされていたからだ。

 

ちょっとしゃべったところでは、日本大好き、渋谷の109は人気だという。(私が日本人と言うこともあって?)

 

 

限られた場所しか言ってないけど、街は清潔だし、人はおっとりとして優しい。

ちょっとのんびりでスローだけど。

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写真は、台北101という高層ビル。101階あり、2008年までは世界一の高さを誇っていた。

 

このあたりは、少しモダンなファッションビルや、高級ブランドがたくさん入ったビルもある。

そういう場所はバーニーズやコンランショップなんかと変わらない。

 

台湾の普通のデパートは東京のデパートとはちょっと雰囲気が違う。

大きなスクリーンに映ったシュウウエムラのプロモーションビデオも、ややケバイ感じだ。

色、だけでなくて、映像が明るくて派手。

 

けど、中国で仕事をしている知人は、「台湾は全然中国じゃない、日本と変わらないよ」と言っている。

確かに、日本の中でも東京と地方のデパートでは差があるし。

 

こちらのお金持ちのマダムは、なぜか超ミニスカートをはいている人が多い。

お手入れして足に自信があるのかな。

私はお行儀が悪いから、ちょっと無理だな。(いや、年齢的にも無理でしょ)

 

 

タイ、シンガポール、クアラルンプール、マレーシア、香港、台湾。

子供のころに行ったきり。

 

あまりアジア圏を旅行していないけど。。。

うん、わずかでも、アジアの一部を感じてこれてよかった。

 

 

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