2015-06-20 ハンゲショウ,Saururus chinensis, 香りの花図鑑 ・夏の花・植物 ハンゲショウ まだ、一枚だけ白くなっているハンゲショウ。 半夏生は、夏至の頃に、半分だけ色の白くなった葉を開く。 まるでお化粧をしたようだ。 そこで、半分+化粧のハンゲショウ。 やがて白い葉がどんどん増えて、水辺が白く染まると、どこからか黄色い蝶がひらひらと飛んで来て 暑い日差しの照り返しが、意識をぼうっとさせる。 白日夢の中にいるような、梅雨の中休み。 暦の上では、夏至より11日後の(おおむね)7月2日を「半夏生」と読ぶ。 九つある雑節のひとつであり、七十二候のうちのひとつでもある。