パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

パリ あい田にて

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よく知られたように、あい田パリは、和食でミシュランの星を初めてとったお店。

 

 

18日はここ、あい田にお客様を招待した。

昔は、海外では「和食は前菜だけでメインディッシュがない」などともいわれたものだが、
最近ではブームも定着。

和食の良さを理解するのがインテリの証、みたいなファッション的要素もある。
お箸もみんなよく使う。
(もしかしたら、いまでは日本の小学生よりずっと上手かもしれない。)

それでも、ここまで繊細な日本料理はなかなか海外ではお目にかかれない。
フランスの方には本当に喜ばれる。

 

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オーナーシェフのあい田さん(こうちゃん)は、
お店を始める前にフランスのワインの買い付けをしていたので、
私のようにワインに詳しくない人間には、「とにかくお任せしておけばまちがいない!」
というわけで安心感がある。

白の次に選んだもらったワインは、Sancerre Belle Dame 2006年 赤。
私はサンセールは白のイメージがあったのだけれど、昔は赤ばっかりだったそうだ。

ワイン通の人ならこの年がよいものだと知っているんだろう。

あまり重すぎず、柔らかい口当たりで香りがよかった。

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今日はお客様とお話があるので静かな個室にしてもらったのだが、
カウンターのほうが、やはり料理の手さばきが見れて楽しいかな?

 

コースの締めは牛の鉄板焼き。飛騨牛だそうだ。

ここ、ホントにフランス?

 

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