パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

成田(NARITA)からシャルルドゴール(CDG)まで

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与一の独り言
「いつも某フランス系に乗ることが多いけど、成田のJALサクララウンジは広いし食事も豊富。あっしはお腹いっぱいだったのについカレーとシュウマイを食っちまいました。本当は讃岐うどんも喰いたかったんすけど。今日はもう車をひかなくてもいいってサトリ様のお許しが出て、あとワインもね。シャンパンは嘗(な)めましたが、ちょっとあっしの口には合いませんでやした。むしろ機内で飲ましてもらった獺祭(だっさい)のほうが好物で。へえ。
しかしやっぱり、JALは日本がホームですからね、外国航空会社のラウンジとはできが違いやすねえ。でも、シャルルドゴールのエアフラのラウンジは立派でござんしたよ。まあ、フランスの会社はフランスがホームでやすから、当然っちゃあ当然で。」
 
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さとりの独り言
 
「しかし、いつもよりも荷物が多いとは思っていたが、まさかビジネスで重量オーバーになるとは。といっても、総重量はOKだったのだが、1つのスーツケースは32キロまでなので、二つに分けてくださいとのこと。
せっかく昨日、パッキングの天才・L子ちゃんが、信じられないほど見事に詰め込んでくれた荷物を泣く泣くバラす。JALのカウンターの人が段ボール箱をくれたので、5kg分を詰め替える。なんでもパリの空港は貨物係を保護する労働基準により、32キロまでというきまりがあるのだとか。確かに運ぶ人のことも考えないとね。」
 
 
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今日は夜8時着と割りに遅いうえ、明日すぐ出発なのでシャルルドゴール空港の近くのホテルに泊まることに。9日は祝祭で、パリ市内に入ってしまうと移動するのは大変らしいからということもある。明日は南仏から飛んで来るチームが、レンタカーを借り、私もピックアップして連れて行ってくれることになっている。
 
12時間のフライトで疲れちゃったし荷物は大きいし、TAXIに乗ろうと思ったが、「シャトルが出てるよ~」と聞いていたのを思い出す。
 
インフォメーションのお姉さんに尋ねると手際よく地図をくれて「まっすぐ行って右よ」という。
シャトルの駅までそれほど距離はないみたい。
 
と思ったが、まっすぐまっすぐかなり歩く。歩くし何度もエレベーターに乗る。パリは寒いと聞いていたのに今日は結構な暑さ。荷物を転がして汗びっしょりの上、帽子をかぶっているので頭から湯気が出るようだ。
 
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次のインフォメーションセンターのお兄さんもそっけないっていうか、「あがって右行って左」と、教えられたエレベーターを昇っていったら、案内板は別の階だと書いてあるのでまた降りて、「ちょっと違うじゃないのさ~」オーラ出しまくりでその彼にもう一度訪ねる。などの出来事があり、いい加減諦めてタクシーに乗ればいいものであるが、「せっかくここまで来たのだから~」とがんばりついにシャトルに到着。よかった~。
 
こんなところで頑張らなくてもいいのだが。
 
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ようやくホテルにたどり着き、途中で買ったサンドイッチを齧りながらWIFIの設定やらなんかで寝たのは日本時間の朝6時。でもって3時間後に目が覚める。まだこっちは朝4時だ。
 
ちょっとしかいないので、できるだけ荷物はそっとしとこうと思ったのに、気が付けば部屋中に色々なものが広がっている。
AをするためにはBとCを出して、DもEもFも必要だったりするんだよね。
 
では9日はデユービルに行ってきます。
 
 
 
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