昨日のバラを撮ったのはこの植物園。
香料のための植物がたくさんある。
もちろん、それ以外も。
これは、シスト・ラブダナム。
ついこの前に香料について書いた。
そばに寄るだけで、甘い、バルサミックなにおいが漂ってくる。
木から自然と樹脂がにじみ出ているのだ。
なだらかな丘陵と、サイプレスの対比は、風景画を見るようだ。
両側はずっとローズガーデン。
見せることについては無造作な植え方だが、すくすくと良く育っている。
おおらかで、のどか。
背の低い、ラベンダー。40センチくらい。
タイム。近くに寄れば、一つづつの花はやっぱりシソ科。
大群で咲いていると白いじゅうたんの用。
ピンクもある。
タイムも種類がたくさんある。
ボリジ。香料は取らないが、種子から油を採る。
美容に良い。
花を料理に散らしたり、葉を食べたりもする。
エニシダ。ブルームとかジュネとかもいう。
香料植物。アニマリック。
カモミールは日本でもよく見かるし、自分でも育てていたけれど、
この香りの強さにはびっくり。
甘いリンゴの香りが濃密にする。
やはり、生まれた所で育つのが、最も自然で、健康的なのだと思う。
この日、一番気にいった写真。
こんなに色とりどりの花に囲まれてなお、こういうひなびたものに味わいを求めるのは
やっぱり血なのかな...と思う。
外国に行けば行くほど、自分が日本人だということを
いまさらながらに感じるものだ。
つまり、日本人として確立しなければ、国際的に認められない。
・・・に通じると思う。
なにしろ田舎だから、短い旅行だと寄ることは難しいかもしれないけれど。
La Bastide du Parfumeur
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