「サンタクロースっているのでしょうか?」
たいてい、友達の中に
「あのね、サンタクロースなんていないんだよ」
と訳知り顔で言いだす子がいたりして、聞いた子は不安になってまた親に尋ねる。
今年もたくさんの家庭で、そんな会話がやりとりされるであろう。
このブログタイトルは、8歳のヴァージニアから来た「サンタクロースっているのでしょうか?」という問いかけの手紙に、ニューヨークサン紙の論説委員フランシスチャーチが1897年の社説として乗せたものだ。
下は、同じタイトルで2012年に書いたブログの一節。。
『・・・愛、思いやり、ひたむきな心というものがあるように、サンタクロースもいるのだ。』
それからたった4年で、その頃より少し大人になってしまった自分を思って不憫になったりする。
大人になると、自分のわかることだけが世界のすべてだと思ってしまう。
でも、不思議の国のカーテンを開けることができるのは、むじゃきな心とか、詩をたのしむ心、愛とか、人を好きになる心なんだって。
ならば香りを作る私は、もっと笑わなくちゃいけない。
子供って、笑うものだもの。
Is there a Santa Claus?(Francis Pharcellus Church)
『サンタクロースっているんでしょうか』中村妙子 翻訳/偕成社
☆毎朝いただく一服、お抹茶とお菓子を載せています。
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