パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

仏手柑 ブッシュカン Citrus medica var. sarcodactylus

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これは、仏手柑(ブッシュカン、ブシュカン)という。蜜柑の仲間。

実の先が分かれ、細長い指のようだ。
仏さまが手を合わせたような形から名前がついたとされる。

実の食用になる部分はほとんどないので、果皮を利用して砂糖漬けのお菓子にしたり、観賞用としても活けたりする。


九州や四国の一部で栽培されている珍しい柑橘。
実物をみたことが無かったので思いついて取り寄せてみた。
先が少し傷みはじめている。
今年は暖かかったりして、どうしてもカビが生え易いのだそうだ。
育てるのにデリケートな柑橘。

柑橘特有の香りが強く、レモンよりレモンらしい香りで、グリーン感があり、しかしレモングラスのような土臭さが無く、より透明である。












▶ さらさらとした衣擦れを余韻として、立ち去った後の静寂に、その面影を追う・・・そうした日本の美意識をこの香りにこめました。
 
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