パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

調香オルガン台

最後の香り Heaven Note

何かの折に、「枯れた草の混ざった芝生のような、青臭さとひなびた匂い」が一瞬よぎる。まったく脈絡(みゃくらく)なく、それは小学5年生の、夏の臨海(りんかい)学校の一場面を思い起こさせた。『枕をかかえて広い座敷の畳(たたみ)に寝転ぶと、ショート…

My Perfume Organ ①私の調香オルガン台

Fragrance bottles are lining up like piano keys. We call this stand a " perfume organ". This is my perfume organ and I made it myself in 2001. Everyone gets surprised to know that this was handmade by me. I created it by imaging a perfume …

私の<ミニ>調香オルガン台 My Perfume Organ ⑤

このミニ調香オルガン台を作ったのは何時だっただろう。2007年くらいだったかな?このミニオルガンのボトルをどうするか、素材選びにはずいぶん歩き回った。DIYの店で10ミリのアクリルキューブを買い、革製品の売り場でシルバーのキャップを見つける。キュ…

私の<ミニ>調香オルガン台 My Perfume Organ ④

何か一つ、新しい事業をするということは大変だ。こんな調香オルガン台一つ作るのだって、見つけることから始まり、送ってもらうときとか、組み立てたら「図面失敗!」で、板をまた切り直しなど、大小、細々とした問題が発生するもの。なんでも構想を立てる…

私の調香オルガン台 My Perfume Organ ③

自作の調香オルガン台。下の部分は、一枚の板からカットした。その設計図をしばらく探していたのだが、ちょっと見当たらないので残念だ。設計図と言っても、方眼紙をつなぎ合わせて、そこに手書きで実寸大の図面を引いたもの。大きなアールが必要だったから…

私の調香オルガン台 My Perfume Organ ②

初めは、調香オルガン台の上の棚だけがあった。この上置き棚は、同じ形で5台くらい作ったものの最後の一台だ。20年以上前、初期のバージョンは、白いペンキや、チークの明るい茶色を塗ったものもある。縦横の比率もほぼ正方形でこれとはちょっと違う。これ…

私の調香オルガン台 My Perfume Organ ①

香料がまるで鍵盤のように並ぶ、これを調香オルガン台という。私が作った、私のオルガン台。2001年のことである。アトリエに来た人は、みなこのオルガン自体が私の手作りだと聞くとびっくりする。まるで、もともとこういうものが存在したかのように思っ…

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