昨日の続きです。スイス・チューリッヒ芸術大学で開かれた'The Perfumative - Parfum in Art and Design' というカンファレンス(学会)に招聘され、そこで講演を致しました。
また、隣のエキジビションルームでも香水を展示しました。
芸術大学の学生さん、香水業界の方、ジャーナリストなどが150人ほどがエントリーし、3日間の会議に参加されました。
どのような会場か、どんなふうに展示できるのかほとんど情報のないまま、小さなスーツケースに展示品を持てるだけもって到着。一人で短時間で飾らなくてはならず、ハラハラしましたが、ちょうどぴったりの広さで安心しました。
さとりと与一も参加。
与一「さとりさま~、ついにやりとげやしたね!」
さとり「みな様のおかげでここまでたどり着きました。(´;ω;`)ウゥゥ」
さくらもイリスオムも、もちろんサトリもとても好評。
お隣のブースはニッチで人気急上昇のBogue-profumoのブース。セラミックのマスクに香水を付香して香りをかぐのが面白いです。
Antonio Gardoniさんは、建築家でライターでパフューマー。講演の内容も建築物とアートの興味深い内容でした。
このディスプレイは面白い、色々な素材にイメージの香りを付香してあり、ろうとの上から香りをかぎます。
ヴィクトリアさんは、ベルギーのジャーナリスト。昨年引っ越したばかりの六本木のアトリエに尋ねてきて以来のお友達です。香りのブログを発信しています。
みんなでお食事したときは、いろんな国のスピーカーとドイツ語イタリア語で会話したので、全員びっくり(@_@)!
日本語も話すだけでなく読み書きも上手です。全部で11か国語ができるそうです。
3日目の講演です。私も2日目に終えてリラックスモードで聞くことができました。
久しぶりに会いました。6年ほど前、はじめて紹介されたとき名前が言いにくかったので、ずっとアンディと呼んでいます。その呼び方にはちょっと不満そうな顔をしていましたが「まあいいや」という感じでOKしてくれて、優しくて面白い方です。
こういったエキシビションや会議では、15年前はほとんど誰も知らなかったのが、少しずつ知人が増えてくるのが嬉しいです。
Andreas Wilhelm: Parfumeur und Punk
講演会場の隣には、メイン会場で収容しきれない人がモニターで内容を見れるような第二会場もあります。
左は今回この会議に呼んでくださったアンヌ・クレイマー博士。右はアニンドリアのターニャさんもこの会議にオランダから駆けつけてくれました。二人ともとても背が高いので、私はめいっぱい背伸びをしてこのくらいです。
チューリッヒにて講演を行いました。
スイスのチューリッヒ芸術大学が主催する「Perfumative」にて講演を行いました!大沢のテーマは『日本文化の香りと感覚』。日本の皆さま自身にも、「香り」について考えていただくきっかけになるのではないでしょうか。
Satori Osawa gave a lecture at the Symposium 'The Perfumative - Parfum in Art and Design' organized by the Zurich University of the Arts. The title of the lecture was 'Scent and Sense in Japanese Culture'.
【フランス TV番組に出演します】
フランスのテレビ番組「Sur la piste des senteurs - Japon」(邦題「香りが導く!ニッポンの魅力」)で、調香師 大澤さとりが香りについてお話しします。
フランスのCATV/衛星放送チャンネルUSHUAÏA TV、世界3大ネットワークの1つTV5MONDEにて、12月10日に放送予定です!