パルファン サトリの香り紀行

調香師大沢さとりが写真でつづる photo essay

梅(うめ)と桜(さくら)の競演 新宿御苑

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ところどころ、カンザクラが見ごろを迎えている。
花つきがよく、濃い目のピンクがぎっしりという感じで咲く。

 

今日の新宿御苑

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先週あたりは、まったく枝ばかりという感じだったが、ようやく中央休憩所の梅も咲き始めた。
本当に遅い今年の梅。

 

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梅の奥には桜。

濃いピンクの河津桜カワヅザクラ)はもともと早めに咲くし、今年は梅が遅かったから、梅と桜が一緒に咲いて贅沢だ。

梅は花柄がなく枝に直接咲き、さくらは花柄があるので下がって咲くのがよくわかる。

 

紅白の梅、さくら、そして下草には黄色いラッパ水仙が咲き始めている。
ここ中央公園前の梅林は水仙花壇の中にあり、生垣で囲われて木の下に入れないようになっている。

それでも、梅と水仙の甘い匂いがミックスして漂ってくる。

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こちらは玉藻池のそばの梅林。
木々の間を散策できる。

風は冷たいものの日差しはもう春。
日だまりの中に金銀(黄色と白)、紅と薄桃色の、4色の梅の花が重なってまるで桃源郷のよう。

すぐ下まで行って、思う存分香りを吸って花から花へ。
まるでメジロになった気分だ。

 

 

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