2月に入ってから毎日のように、新宿御苑に梅に会いに行く。
御苑の中の日本庭園、茶室の横にある梅林だ。
どのくらいあるんだろう・・・、100本くらいあるのかしら。
去年はすでに1月の終わりにパラパラと咲いていたが、今年は寒いから出だしが遅いみたい・・・。
2月5日には、たった一輪の白梅が咲いていた。
この梅の木は、新宿御苑にある中で毎年一番先に花を開く。
なかなか次が開かず待っていたのだが、2輪目が咲いてからはぽつぽつと、今日は7輪が咲いている。
紅梅はまだ、つぼみが固い。
しかしあと1週間もしたら急にたくさんが咲きにぎやかになるのだろう。
先駆けはいつも孤独だ。
大勢の人が来る、満開の時期には散ってしまう。
それでも、心に一番残る花となる。
もう一か所、中央休憩所の前にも梅林があって、こちらは木の下に一面の水仙が昨年から咲き続けている。
2月末の満開の頃には、白い水仙は終わり、ラッパ水仙が咲く。
甘い梅の香りと水仙のグリーンアニマルが合わさって、あたりを春のにおいでいっぱいに包むのだ。