パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

オリーブ

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まるまると太ったオリーブ。おいしそ~。

 

オリーブは地中海沿岸地方の原産で、日本でもその気候に近い小豆島で作られている。 

オリーブオイルはちょっとにおいがあるし、ピクルスもなじみがなくて、小さいころはあまり好きではなかったなー。
オリーブといえば、せいぜいポパイの恋人の名前という認識で。

 

たぶん、昔は日本にはおいしいオリーブオイルも、ピクルスも輸入されていなかったのだと思う。

もともと好き嫌いが異常に多かった私は、大人になってお酒を飲むようになって飛躍的に食文化が開き始めた。(大人になる前にアルコールを飲んでいたなんて、言わないが。)

オリーブも、フランスへたびたび行くうちにワインと一緒に口にするようになって、すっかりとりこになった。
やっぱり今でも、日本ではおいしいオリーブを食べる機会がない。

もしかしたら、同じものを持ってきても、気候のせいで味が違って感じられるのかもしれないな。

 

 

モクセイ科の植物。
気がついてみると、ジャスミンも、キンモクセイも、そしてナンジャモンジャの木と呼ばれる、ヒトツバタゴも同じモクセイ科だった。

 

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