パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

オリーブ OLIVE

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これは生のオリーブ、小豆島に行ったM子さんにもらった。
可愛い。
でもこのままでは渋くて食べられないそうだ。

あく抜きをするのは時間と手間がかかり、家庭では難しいらしい。

 

見ていたらオリーブがむしょうに食べたくなってしまった。

オリーブ大好き。

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そしてこれは日本のデパ地下で買った大粒のオリーブ。
一応イタリアやスペインからの輸入品らしい。


期待はしていなかったけど、まずくはない。

まずくはないけどおいしくもない。
気が抜けてるのにしょっぱい。

お店の人はこのまま食べられると言ってたけど、塩抜きすればよかったかな。

 

そう思いながらも、チーズ、ワイン、オリーブのトライアングルで食べ続けていたら、
だんだんそのふやけた味に慣れて、あの引き締まった南仏のオリーブの味が遠ざかっていく。

 

東京にいれば大概のものは食べられるし、本当においしいものもいくらでもあるけど、やっぱりその土地に行かないと味わえないものもあるなあ。気候のせいがあるのかもしれない。

 

楊枝でつまみながら、ふと

『オリーブって、油脂をとるからピクルスにしたものもカロリーが多いのかな?』と不安になる。
調べたところ、50個ほどでご飯一膳分だった。ああよかった。

 

 

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