パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

何でも信じるお姫様

 

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昔、ある国になんでも信じてしまうお姫様がいました。

こんなウブなことでは将来が心配だと、王様は

「だれか姫に『そんなことは信じられない!』と言わせるようなホラ話をしたものに、褒美を出す」

というお触れを国中に出しました。

 

たくさんの人が来ては、荒唐無稽な、ありえない話をお姫様にしました。

でも、彼女はそのたびに、「まあ、そうなんですか・・・」と一向に疑う様子もありません。

 

そんな中で、たった一人本当のことを言った人がいました。

「王様は悪い人」

初めてお姫様は「ウソ!」と叫びました。

 

 

昔、口づてで聞いたお話ですが、原典がわかりません。
どなたかご存知でしょうか?

 

 


 

 

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