パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

ロダン美術館

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正面が美術館で、横の道をずっと歩き、池の反対側まで出る。

館を出たばかりは、きちんと刈り込まれた樹木やバラなどの庭から始まり、だんだんと雑木林の趣に。いたるところに彫像が置かれている。  

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これは、The Burheres of Calais、イングランドに占領されたことのあるカレの街の市民の記念碑。

 

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昨日のシクラメンの生えていた場所には、たくさんのマロニエが落ちていた。殻は、日本の栗とはずいぶん違う。なんか、可愛い☆

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たまたま散歩をしていて、この美術館に出くわしたので入ったのだが、私はもともとロダンはあまり好きではなかった。「考える人」とか、「地獄門」とか、苦悩と暗さの印象だから。カミーユとの悲劇的な恋愛も、遠ざける理由。

 

唯一、「Young Woman in a Floral Hat」(花の帽子をかぶった少女の像)は、 テラコッタの暖かさと、素直な愛情が感じられて好もしかった。「The Kiss 」(キス)は、男女が情熱的なキスをする、迫力のある大きな像で、それも圧巻。

お庭は気に入った。本当に閑散としていい感じ。パリにいながら田舎にいるような気分になれる。

http://www.musee-rodin.fr/welcome.htm ロダン美術館

 

 

 

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