クチナシについては、今まで花から香りから、何度も書いているので目新しいことも無いのだが、
やっぱりキレイだなと思うと写真を撮ってしまうし、撮ったら載せたくなってしまう。
これは八重のくちなし、白い肉厚のいい香りのする花。
中心の花びらの重なりがクリーミーで、らせんが広がる様に開いていく。
白い横顔も品があって美しい。
濃い緑の葉が、つやつやとしていっそう高貴な様子である。
茎が固く細いので水揚げが難しく、すぐにくったりとなりがちだ。
昔から首の細いのは美人の条件と言われているけれども。
夏の夜のにおいは、甘く濃厚で官能的。