パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

オランダ便り AMSTERDAM⑤レストラン Beulings

20160613Beulingsレストラン1.jpg
 
さてオランダ便り、パフューマーズソワレの前の日にさかのぼる。
 
スキポール空港に到着した日。
そのまま、パフューマーズソワレの会場となる「アニンドリアパフュームラウンジ」で先方の社長と打ち合わせのあと、宿となるホテルに荷物をおいて着替え、すぐディナーへと向かう。
 
ご招待されたここ「Beulings」は、アムステルダムでもおしゃれなレストランだという。
裏通りにある、小さな可愛らしい外観がとても魅力的だ。
 
入る前からすごく期待が高まる♡
 
20160613Beulingsレストラン2.jpg
 
お店はフレンチレストランのカテゴリではあるが、絵のように美しい盛り付けは、世界的に有名な巨匠が数多くいる「美術大国・オランダ」を思わせる料理。
 
オランダはレンブラントフェルメール、ヤン・ステーンといった、16世紀、17世紀を代表する画家を擁しているから・・・。とか思ったりして。
 
 
 
20160613Beulingsレストラン3.jpg
 
前菜の連続のような、少なめの盛り付けのお皿が数多く出てくる。
ハーブ、野菜、豆、穀類、魚介、などなど、使われている食材の種類もとても多い。
 
大昔のようなどっしりとボリュームのある料理は都会的ではなく、
日本の懐石風がフレンチの近年のトレンドである。
(田舎風と呼ばれる料理も、それはそれで好きだけれど)
 
料理に合わせて、一皿ごとに1杯ずつ異なるワインの飲み比べができるので、7杯くらい飲んじゃったかな~。
 
『ようやくお魚で終わりか、、、本当におなかいっぱいだ。』
 
20160613Beulingsレストラン4.jpg
 
と、思ってたらメインディッシュはお肉が。。。
かなりボリューミー。
 
その前のお魚料理まででもう充分な量で、やはり日本人には多すぎるみたい。
オランダの人はすごく体が大きいから、やっぱりたくさん食べるのね。
 
このあともデザート2品が続き、最後のチーズ盛り合わせは途中でギブアップ。
しかし惜しい。こんどはパンとチーズとワインだけでいいからまた食べたい。。。
 
 
 
レストランのスタッフもとても可愛らしく感じがよく、お料理、インテリア、外観と、とてもマッチして居心地のよいお店。
 
 
オランダをよく知る人はみな口にする。
「国民性は素朴で暖かく、かつ商業の国なのでビジネスは合理的。大人の国だよ。」
 
なるほど、ご招待してくれた社長のさっぱりとした人柄と頭の回転の良さは、私に旅の疲れを感じさせない。
 
初日の晩は楽しく更けていったのであった。
 
➤Restaurant Beulings
 
 

 

Copyright © PARFUM SATORI All Rights Reserved.