パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

フレグランス パーティ 2019のご報告③香水ソムリエsommelier

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泉健太さんは、2017年4月から香水ソムリエコースに入られました。
 
大泉さんは「ジュニア香水ソムリエ」コースを修了された後、「香水ソムリエ®」に進まれ、2018年に全課題を終え、認定試験に合格し、パルファンサトリの香水ソムリエ®として資格を取得されました。
 
 
 
認定式には服部栄養専門学校校長、服部幸應先生にお越しいただき、「香水ソムリエ®」立会人として今回もご挨拶を頂きました。
 
 
これまでも服部先生には、パルファンサトリの「日本の香水文化を育てたい」というフィロソフィーにご賛同いただき、パルファンサトリブランド及びスクールへのご協力を賜り、一同、大変感謝しております。
 
 
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ジュニア香水ソムリエは、四季の香りを楽しみながら学べる情緒豊かな入門講座。香水を体系的に理解し、香りの言語表現を学びます。
 
そして次の「香水ソムリエ®」のコースは、評価や表現力に加えて、ビジネスの現場でも役に立つようなマーケティング理論、知識なども盛り込まれ、内容がぐっと専門的になり難易度も高くなります。
 
自身のブランドを持つパフューマーならではの実践的トピックスも用意され、「香水ソムリエ®」に求められる、評価力、コミュニケーション力、リサーチ力を身につけていきます。
 
 
大泉さんの今後の活躍に期待しています!
 
 
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香水ソムリエ科の「コラージュコンテスト」の2018年度最優秀賞は、現在ジュニア香水ソムリエで学ばれているKSS Shihoさんの作品です。 
 
 
この作品は、前年度のフレグランスオブザイヤー「シンガプーラ(Singapula)佐藤姿子さん作」の香りをコラージュしたもので、香りのアピールポイントやそのシックでミステリアスな印象を最も繊細に表現していると思います。
 
 制作したコラージュでもっともアピールしたかった香りのポイントとして、「香りの存在感や持続力と軽やかさのコントラスト」とKSSshihoさんも述べられていますが、まさにそのコントラストが抑えた表現ながらわかりやすく伝わってくる完成度の高い作品だと評価しました。
 
遠方のため今回のパーティにはご出席がかないませんでしたが、こちらも受賞式にて表彰されました。
 
ぜひ来年度「香水ソムリエ®」を目指して頑張って頂きたいと思っています!
 
 
 
 
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また、今回フレグランスデザイン科の方には、ご自身のコンテスト出品作にコラージュをつけて参加していただきました。
 
今回は「大沢さとり賞」として布施むつきさんの「和のしずく」が選ばれ、記念品が渡されました。
 
手の込んだコラージュに、楽しさや香りへの思いを感じました。
 
 
 
 
 
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フォトコンテスト最優秀賞には、ジュニア香水ソムリエを受講中の「KSSちあき」さんのブログ「香りと記憶」が選ばれました。
 
KSSちあきさんは、毎月のフィールド学習の報告というかたちで「香りのブログ」を活用されています。特にこの11月投稿の「香りと記憶」のブログでは、香りを積極的に楽しまれている姿を拝見させていただきました。
 
ご自身の記憶に残っている秋の香りの数々について語ってくださったのが上記の写真。
 
「花梨 トマト カラタチ 桂の葉。 花梨にγ‐ウンデカラクトン、箱に詰められた新鮮なトマトから香る青い香りにcassis345、カラタチにインド-ル臭、枯れた桂の葉に醬油煎餅の香り」
 
 この写真を撮るKSSちあきさんの姿勢も含めての、フォト コンテスト最優秀賞でした!
 
KSSちあきさんにも、来年度「香水ソムリエ®」を目指して頑張って頂きたいと思っています!
 
 
 
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このようにパルファンサトリでは、年一回のスクールパーティで、各コンテストの授賞式、展示、鑑賞会などを行っています。
 
香りの好きな方々が集まる、和気あいあいと和やかな雰囲気のパーティです。
 
 
 
楽しく香りを学んでみたい方、どうぞパルファンサトリフレグランスクールへお越しください!
 
 
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フレグランスパーティ、香水ソムリエ認定式、各授賞式は麻布台の「東京アメリカンクラブ」にて行われました。
 
 
 
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