住宅街の花めぐり
速歩にて
外は初夏の気配。
先週、人気のない時間と場所を選んで速足(はやあし)でウォーキングしたときのことを書いています。
外出自粛で運動不足気味になってしまうこの頃。
このあたりは起伏が多いので、速歩、並足の緩急をつけて、階段と坂のアップダウンも組み合わせ、短時間で効果が上がるようにプチトレーニングしています。
ひっそりした裏道の、いつもは通らない新しい道を発見することもありちょっと嬉しいです。
気がつけば近くの街路樹のハナミズキが満開。人の世とは関わりなく植物界では季節が進んでいるのが感じられます。
プチトレーニングのつもりが、お花を見るとつい立ち止まり写真を撮ってしまいますね。
住宅の塀越しにも、藤の花がもりもりに満開です。
あの花もこの花も、浮き世と関わりなく「決め事」として咲いていることに安心します。
藤の花の匂いは、ちょっとしつこいハニーグリーンで、オレンジフラワー調なのですが、ここは高いところに咲いているので近づくことができません。紫の色が目に染みますね。
ひと房にギュウギュウ固まって、モッコウバラ も気前よく満開です!
黄色い小さなこのバラはトゲがなくて、この上なく優しい、明るい花です。
最近では生け垣やフェンスなど、いろいろなところで見かけるようになりました。
惜しむらくは匂いがないこと。
ネメシアという小さな花はグランドカバー。
しばらく休業しているカフェの入り口に、ひそひそと咲いていました。
背伸びして高いところを見るだけでなく、しゃがんでみるのもまた足腰の筋トレです。
木の花、草の花。春から初夏にかけては、次々と咲いて追いかけるのが忙しいという贅沢。
家の近くを一周すれば、住宅街でもたくさんの花が発見できて幸せです。
いつも当たり前と見過ごしていたことも、気が付けばまぶしいくらいありがたく思えます。
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