パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

お寿司で誕生会 南仏便り‐18

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私がお世話になっている香料会社のPCWは、規模はそんなに大きくないが、とてもいい会社だ。工場の社員をのぞく、事務方のスタッフは全部で十数人。フランスでは珍しく?みんなすごく働く。

 

 

 

ボスを信頼しているし、メンバーもみんな仲良く家族的な雰囲気で、素晴らしい。こんな中に一緒にいられるなんて本当に幸せだと思う。皆さん本当にありがとう。

今日のランチはメンバーたち(私も参加して)が計画したサプライズパーティー。本人には内緒で誕生会を用意した。メニューはなんと、寿司。寿司はこちらではとても人気があるし、彼女もいつも「私は毎日でも食べたいわー」と言っている。

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いや、こういう寿司にしては意外にいける。近くの店のケータリングだ。ひと昔まえ、パリで食べたのよりは全然いい。世界中のブームで、ずいぶん進歩したのかな?
海のそばだし、魚はおいしい。イカもタコもあり、ガリもついているし、たくあん巻まであった。ワサビは別になっていて、好みでつける。カルフォルニアロール的なものはなくて、ほとんど日本のオリジナルに忠実。

みんな、寿司を食べるのに箸しか使わない。「お上手ですね」なんてレベルではなかった。

私は日本からお煎餅と、悪くない日本茶を持って行っていたのでそれも提供する。社長さんが一口飲んで、「うちにおみやげで持ってきたお茶のほうがずっと高級だろう」とズバリ。「香りが違う」

まあ、香料会社だから当然と言えば当然だが。7年前、パリで飲んだ日本茶はとても緑茶とは言えないものだったが、市民権をえてきたんだなあ。

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今日一日でも、ほかにもたくさん書きたい出来事があった。ああ、もう毎日が充実しすぎていて、うれしいけど大変。私は欲張りだから、どんどん詰め込んでしまうのだ。睡眠時間が本当に惜しい。。。。明日も早いから、もう寝ないと。。。

 

 

 

 

 

 

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