何しろこっち(南仏)に来てから毎日、一日の内容が濃すぎる。
充実していると言えば聞こえがいいが、もう入りきらないスーツケースにパンパンにものを詰め込んだような状態だ。もちろんその分、写真を整理したりブログを書くための時間も足りないし、アップしようと思っても一回で書ききれない。
数回に分けて載せよう・・・、と思っているうちに翌日もいろいろ興味深いことがありの、そうなるとより強烈な印象の、記憶のフレッシュなほうを書きたくなりの・・・。
しかし南仏に来てから今のところダントツナンバーワンの一日だったので、忘れないうちにこのアルプス行きを書いておこう。
昨日からの続きだが、そんなわけで村に昼食を取りに来たのである。
が、見ての通りまったく人気がない。そのうえどこの窓も閉まっている。
石造りの建物の窓は、強い日差しを避けるためにか、昼なのに細長い鎧戸でおおわれている。
平日なのに?お休み?昼寝?
一軒だけ、店が開いているようだ。
紫のきれいな玄関。
おおー、なかなかステキな感じ。
原色が良く似合う夏の日差しの中庭である。
室内もカントリー風であるがちょっとアレンジされた、田舎とは思えないようなシックなインテリア。
ところが、誰一人いない・・・。
奥から出てきたお店の人が「もう何も食べるものはないよ」と言っている。
今、12時20分くらいだよ?こんなに広いお店がいっぱいになったのかしら?
しょうがなく隣村へ。
隣と言っても、空いている道を走って20分は遠い。
なんだかんだしているうちに、農場の社長が帰ってくる2時までそんなにゆっくりはしていられなさそうだ。
適当に近場のレストランにて食べることにする。
トマトとモッツァレラのピザ。あまり珍しい図ではないが・・・。
とりあえず食べ物にありついて、でも2時には戻らないといけないので早々に出発したのであった。
仕事中とてビールもワインもなしのランチとは。
とほほ。
つづく