パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

夕焼け

美しい世代 ニュアージュローズ Nuage Rose

今振り返ると、どの年代もとても大変だったのだ。 30半ばのとき、10歳上の人に「40才になったらずっと気持ちが違ってくる」といわれ、 40半ばのときも、年上の女性に「50代っていいものよ」と諭された。 つまり、世代が上がるほどよくなっていくということ。…

夏の夕暮れ バラ色の雲 Nuage rose

この時期の東京、いつもきれいな夕焼けが見られる。夏は湿度が高く、空気に水分が多いため、赤みが強くなるらしい。 昼間の熱気が残って風が暑い。

夏の夕焼け

夏の夕焼けは赤味が強い。 空気中の水分が多いからだそうだ。 アトリエの11階の窓から、北西の空を見る。昼間の熱気そのままに、まだ風が暑い。 東の空はモーブ。 葵の花のあおむらさき。 赤坂方面のビルの明かりがぼんやりとまたたき始める。 場所が変わっ…

カンヌの空と光と太陽と 31

カンヌの空があんまりきれいだから ==== 青に朱に、刻々と表情を変える 洋上の雲は風を孕んで 夜明け前、一瞬空が燃える 獰猛な顔 嵐の予感 抜けるような青 南仏の記憶-1

囚われの姫の城 7

遠くから建物を見た時はまるで、「お姫様が囚われている塔のあるお城」のようだ、と思ったもんだが、実際、丘の上にあって、さらに4階まで階段で上がるのは大変な労働だ。

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