パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

蒲の穂 Typha latifolia L

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寒い。本当に寒い。

が、一ケ月ぶりくらいに新宿御苑に行くことにした。
12月はまったく時間がなくて新宿御苑を散歩することができなかったので、ストレスが溜まり放題に溜まっている。

冬はほとんど見る花もなくても、冬枯れの母子森は大好きな場所だ。

寒さの苦手な私には、キンキンに冷えた御苑の朝の空気はつらいはずなのだが、なんとなく足取りも軽くなる。

 

 

毎年、この時期は母子森の池の水が凍りつく。
その上をワタのような雪のような、蒲の穂がフワフワと飛び交う。

 

去年も今年も少なかったけど、3年前はそこらじゅうまっ白になるくらい飛んでいたものだ。

荒涼とした厳しい寒さの中、土の下では春の準備がされていると思うと、遠足の前の日のような嬉しさだ。

 

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正月3が日は休みだったが、今日から開園。
新宿御苑年間パスポートの日付を見たら、今日までだった。


去年も、開園を待ちわびて来たのだろう・・・。

 

 

明日からは小寒
寒さ、小さくないけどね。

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