パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

新宿御苑(しんじゅくぎょえん)が開園再開しました。

新宿御苑,玉川上水分水道,

新宿御苑(しんじゅくぎょえん)が開園再開しました。

新宿御苑が再開していると言うので、ほぼ3ヶ月ぶりに来てみました。

玉川上水分水道の、緑濃い並木道をぶらぶら歩き、新宿門を目指します。

 

小流れの横を歩けば爽やかな新緑の風が吹き抜けて、心の曇りも払われるようです。

 

紫陽花,アジサイ,新宿御苑,

入り口付近にも紫陽花(アジサイ)が咲いています。ピンクと紫のグラデーションがいいですね。

 

中の奥の遊歩道沿いには、ブルーの大輪の紫陽花が延々と連なって見事です。今日はよく晴れましたが、特に雨の日に風情があります。

 

いつもコースは決まっていて、一番初めに行くのは「母と子の森」、通称母子森(ははこもり)です。

 

せせらぎと築山、細く曲がった小道の両側からかぶさる樹々。ガマのしげる沼地にはスッポンがいたり、この場所に足を踏み入れると、まるで林間学校にいったような気分にさせられます。

 

ホタルブクロ,蛍袋,カンパニュラ,

ホタルブクロにもそんな夏の学校の思い出があって、夕方、「蛍が生まれるところが見たい」としゃがんで花の中を覗き込んだのでした。

 

花の奥に見えた十文字のようなもの。

 

今思うとそれは蕊(しべ)だったのですが、クラスメートがしたり顔で「それはホタルがもう飛んで行ってしまった跡なのよ」といった言葉まで覚えています。

 

ムラサキシキブ,紫式部,小紫,新宿御苑,

これは秋になると小さな濃い紫の実をつける「ムラサキシキブ」の花です。(オオムラサキシキブかもしれません)

 

花の香りはミモザとグアイヤックウッドを足したような、もっそりとしたフローラルウッディ。

 

新宿御苑,日本庭園,

 

母と子の森の後は、落羽松 の林を迂回して、日本庭園を通って中央休憩所でひと休み。

 

ただ歩いて、座って、息をしているだけなのに、心が解けていくようです。

やっぱり植物の力ってすごいですね。

 

新宿御苑,中の池,

 

「中の池」に沿ってツツジ山の脇を通り、バラ園を抜けて大木戸門から出るつもりで、「玉藻池(たまもいけ)」に差し掛かりました。

 

新宿御苑,玉藻池,錦鯉,

惹かれるように池のほとりの道に降りてみました。雨の後の濁った池の水底から、午後の光を反射させながら、大きな金色の鯉(こい)がゆらりと浮かび上がってきました。50センチはあると言ったら大げさでしょうか?

 

鯉が滝を上って龍となる、まるで「黄金の龍」に出会ったような嬉しさです。

 

ここは江戸時代の内藤家の庭園として残った、歴史ある池。

何が住んでいても不思議はないですね。

 

 

新宿御苑は一人で歩くのが常ですが、生徒さんと一緒に来ることもあります。今までも「梅見」「朴の木を見る会」、「バラのガイドウォーク」、「観菊会」など致しました。

 

今日は新宿御苑に再び来られた喜びで、胸がいっぱいになりました。

 

もう少し落ち着いたらぜひまた一緒に「ゆる散歩」をしたいと思っています。

 

 

 

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