11月、菊の花壇展の時期は新宿御苑は無休なので、今日は月曜日だけれども朝一番で行ってみた。
通常は月曜定休なので、すいているのではないかと思ったら、案の定あまり人がいない。
特に、落羽松(らくうしょう)から母子森のあたりは無人。
散歩道を独り占め状態である。
夏の間、咲いていた花たちも実をつけて、地味だけれども季節の移り変わりを感じさせる景色が、気持ちを安心させてくれる。
また、四季を通じて訪れるからこそ、芽吹き、つぼみをつけ花開き、やがて枯れるその植物の一生を知ることができる。
別に意図して撮ったわけではないのだけれど、たまたまファインダーをのぞいてみたら光の線が見える。
カメラから目を離して、肉眼で見るとこんな風には見えないのに。。。
何度も覗いたり離したりして、撮ってみたらそのまま写っている。
写真の専門家なら、カメラとかレンズとか、理屈で説明できる現象なのだろうけど、今朝はなにかにつけ意味づけたい気分。
やっぱり朝の不思議としておこう。
それに、絵で書くときに光を線で表現するって、あながち間違いじゃないんだなと納得。
もみじが一房だけ色づいている。
山の方はもう紅葉が見ごろなのだろうが、里でははじまったばかり。
どうしてこんな風にポツンと赤くなるのか、本当に不思議だ。
冬は、まだらにやってくる。