パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

茶箱(ちゃばこ)tea chest

150525茶箱2.jpg

新しい茶箱(ちゃばこ)が来た。

茶箱とは、お茶の葉を保管しておくための木箱で、中にブリキや亜鉛などの金属が貼りめぐらされている。

湿気を防ぎ、防虫、防臭効果もあると言うことで、昔は大切な着物、衣装やお道具類をこの茶箱にいれてしまっていたものだ。

プラスチックケースができてから、重いこの茶箱はあまり使われなくなってしまったようである。


150525茶箱3.jpg


私のお誕生のときに買ったお雛さまは、この古い茶箱に入れられていた。

ということで、正確な年数はあいまいにしておくが、半世紀(以上)前のものである。


今年、久しぶりに飾ろうと思い押入れからこの茶箱を出したところ、あまりの古さ、汚さに、母が新しい物を用意してくれたのである。


150525茶箱.jpg

昔はたくさんのサイズ・バリエーションがあったようだが、今はこの一番小さいサイズと、倍以上ある大きいものの2種類しかない。

「新しい茶箱が来たら、もう古いのは捨てようか」と言っていた母であるが、結局惜しくなってしばらくとっておくことになった。

なかなか荷物を減らすことは難しい。


この茶箱、お茶屋さんで、お茶を輸送、保管する目的の物。
野点(のだて)などで使う茶道具一式を収める携帯式の箱も「茶箱」というが、それではない。




シルクイリス アヤメの香り

シンプルなシルクのシャツに、パールのネックレスをさらりと着けた美しいひと
月のきらめきのように細やかな光の粒子が、白いオーラとなって、その素肌から匂い立ちます。

 




Copyright © PARFUM SATORI All Rights Reserved.