日々、誰かと会う。人と話す。人に話す。人から聴く。
その瞬間に一心(いっしん)を込める、その「今」を続けていたいと思う。
一所懸命に取り組んでいるつもり、
でも、その「今」は、まるで汽車の窓から去っていく景色のように流れ、
それを愛(いと)おしく思い出す時間がない。
「これは私らしくない?」
「私はどうしたいのか?」
考えが奔流のように暴れて制御できないとき、
「自分らしさ」に囚(とら)われて、我を忘れている。
あえて自分を失わないようにしようと努力をしなくても、自分は自分から逃れられないものだ。
それを認めるというか、、、
それに気がつくことで、自然に生きられるのではないか、
と、今日は考えてみた。