パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

冬季限定 ウインターチョコレート 地球食

101229チョコレート2.jpg

 

可愛い包み紙、スイスのウインターチョコレートは、冬季限定。

 

またまた、食べ物のことだけど、この時期はいっぱいおいしいものをいただいちゃって、書くこともたくさん。

このスイスのチョコは、香りがとっても変わっている。
コリアンダーとシナモンの、スパイシーでちょっとオリエンタルなフレーバー。

「地球食」って、なんだろう。オーガニックで無添加ってことなのかな?ブランド名?
包み紙の裏側には、こんなことが書いてある。

「地球食  世界各地の食べる人と作る人を密接につなぎます。食べる人が自己責任で判断できるようなしくみを創ります。世界中のローカルな食文化が持つ食卓の知恵を紹介します。」

 

このウィンターチョコレートは、スイスの伝統的な作り方で、72時間も練りあげたもの。
乳化剤を使用していないので、溶けやすく、それで冬季限定なんだそうだ。 

 

101229チョコレート.jpg

 

おかたずけに慣れていない私には、年末の大掃除はとても大変だけど、一口のチョコレートは疲れを取り去ってくれて、スカっと即効性がある。

チョコって、不思議な食べ物だ。

 

 

小さい頃食べたのは、こんないかした外国のチョコレートなんかじゃなくて、ハートの形にピーナッツの入ったチョコとか、もっと素朴だったけど。

末っ子で、親の手抜き育児の申し子だった私は、前歯が全部みそっぱだったのー。
みそっぱって、今の人は知らないだろうな。
虫歯で歯が黒くなっちゃってるの。

ちょうど、日本が豊かになりつつある時代。
乳歯はどうせ抜け変わるからと、当時は、今ほど虫歯のことをうるさく言わなかったので、おとなしくさせるために、いつもお菓子をふんだんに与えられていた。

 

 

その後、虫歯予防教育が徹底して教えられるようになり、「小さいころは甘いものを食べさせないように」などと(可哀そうにも)言われた時代もあった。

 

このウィンターチョコレートは、歯によい砂糖を使っているらしい。
ミネラル分が多く含まれているそうだ。


甘いものを食べて、しかも歯に良いと言うなら子供たちにとっても福音だね。

 

 

 

 

Copyright © PARFUM SATORI All Rights Reserved.