週末にジャン・ポール・エヴァンのチョコレートをいただいた。
みんなでワイワイ言いながらお茶をしたの。
ここんとこ毎日食べ物のことばかり・・・。
チョコを口にしながら思いだすに、2003年のパリの夏はとても暑かった。
当時はすでに、パリの有名なお菓子屋さんはほとんど日本に紹介され始めていて、お土産は何にするか私はいつも悩んでいた。
パリ在住の人に、「サントノーレにあるチョコレート屋さんはとてもおいしいし、まだ日本では売っていないはずだから」と聞いて、書いてもらった地図を見ながらブティックに行ってみた。それが、ジャン・ポール・エヴァン。
しかし、店に入るとちょうど、日本のテレビ局のクルーが、お店の取材に来ているところだった。
すごい・・・。私たちが疎かったのか?
日本人に知られていない店なんて、ないんじゃないかと思った。
フランス人より日本のガイドブックの方がパリについて詳しい、とは本当だ。
前に行ったレストランを探すのも、淡白なパリ人は「電話帳で調べたけど、わからなかったわー」という感じ。
それじゃと日本のネットで検索すれば、料理から価格からシェフの人柄まで、出るわ出るわ。
日本人は本当に研究熱心だ。
ジャン・ポール・エヴァンのチョコレートは口どけが滑らか。
祖父母の時代には、贅沢なチョコレートがこんなにふんだんに食べられるなんて、想像もできなかっただろうと思う。
とっても幸せな国、日本・・・。