晩秋の趣き。
今日のような、寒く、暗い雨の降る日は何をするにも物憂くなってしまう。
暑さにぐったりしていたあの夏が、今では嘘のよう。
朝、目が覚めて、冷えたキッチンに立ってまずはお湯を沸かす。
ぬくみの残る毛布にちょっぴり未練を残しながら、
薬缶の口からあがってくる、淡い湯気をぽうっと眺めている。
熱いお茶が飲みたくなる気温は、何度くらいからなんだろう・・・。
雨の日は何となく内攻的になって、選ぶ写真も物静かなものばかり、
こんな晩秋に訪れた、いろんな異国の街を思い出して、
とりとめなく感傷に浸ってしまうのであった。
寒い雨の日に、お出かけしないでもよかったら、
サイコー!なんだけどな。
窓についた水滴が、流れて、ふたつがひとつに
そして、落ちて。
みてる。
写真は、①雨のベルサイユ ②パリ・サンジェルマン ③④ニューヨーク ・セントラルパーク
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