パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

今満開、ギンモクセイ 銀木犀 Osmanthus fragrans

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ギンモクセイの花が満開

はじめに数輪が咲いているのを発見したのが9月3日だから、もう10日以上。
満開までいがいに長くかかったのは、お天気が悪かったからだろうか。
 
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うっすらとしたクリーム色の花が、朝の日差しに爽やかに見える。
花に近づき過ぎると、かえってにおいは薄く、少し離れると芳香に包まれる感じ。
 
きっと、1輪の力だけでなく、全体のハーモニー。
独唱(ソロ)ではなくて、合唱なんだね。
 
 
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中央にちいさな蘂が2本、アンテナのように生えていて、つるりと肉厚の4枚の花びらが本当に愛らしくて、じいっと見てしまう。
 
同じような写真だけれども、どの顔もみんな可愛い。
だから、この一枚を選ぶことができなかった。
 
写真を撮ったり、香りを見たり、すぐそばのベンチに座って眺めたり。
ギンモクセイの木の周りを、いつまでもぐるぐると回っていた、今朝の新宿御苑
 
 
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ギンケイ、銀桂とも言う。
 
楽しいな。
 
 
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