パルファン サトリの香り紀行

調香師大沢さとりが写真でつづる photo essay

カナメモチ Photinia glabra 五月の白い花

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カナメモチだって!
うわー、雪が降ったみたい。
5メートルはある大木全体が真っ白に覆われて。
 
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それが、5ミリくらいの小さい小さい花が、集まってできているなんて!
何万輪も、いっぱい、いっぱい。
 
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なんだっけ?ニワトコ?ゴマギ?ナナカマド?サンザシ?
 
アトリエに戻って調べてみたら、「カナメモチ」だって。
そういえば、この木はどっちかといえば春先に出る、紅い葉が印象に残っている。
 
もうちょっとカワイイ名前だったらいいのにな。
ニワトコとか、サンザシって名前、かわいいじゃない?
 
花にとってはどうでもいいことだろうけれども。
 
 
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ちょっと離れたら、こんな感じ。
枝の先に、いくつもの分枝、そして傘の様に広がって花をつける。
 
花嫁のベールみたい!こんな、レィシーな花が咲くなんて。
米粒くらいなのに、ちゃんとはなびらも蘂も伸びているよ。
 
 
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カワイイからもう一枚似たような写真載せちゃおう。
 
匂いもする。
ちょっとしつこいようなハニー。
 
今日はこの花の姿に圧倒されちゃって、香りをメモしなかったので、もう一回ちゃんと嗅ぎ直したい。
 
 
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新宿御苑の大木戸門から入って、玉藻池の近く。
 
 
 
バラ科 カナメモチ属 Photinia glabra
 
 

 

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