新宿御苑の温室の蘭。新宿御苑の蘭の歴史は長く、種類はとても多い。
希少種や絶滅危惧種などの保護、育成もしている。
特別室に入って、ガラス越しにしか見れないものもあるが、すぐ近くで香りをみれる鉢もある。
このヒョウ柄の変わった蘭は、強いアニマルの匂いがする。
日に日にハニー感が強まるようだ。
小学校の頃、友人の家にいくと縁側いっぱいに蘭の植木鉢が置いてあった。
花の付いている鉢は少なくて、葉ばかり。
蘭だけの温室のある、そんな家もあった。
それらはみなお父さんやお爺さんの趣味だったようだ。
地味だし、漂う強いグリーンの匂いはクラクラするようで、あまり好きではなかったが。
蘭は愛好家が多く、奥の深いもののようだ。
洋ランだけでもカトレアやらシンビジウムやら胡蝶蘭やら、典型的なギフトに使われる物はともかく、交配の進んだものは色も形もバリエーションに富み、なんの種類なのかよくわからない。
たくさん写真を撮ったのだが、どれもみな名札が小さくてよく読めないので、写真と香りのメモの付き合わせがちょっと難しい。
自分の記憶のために少しずつ載せていくが、何回も通って確かめようと思っている。
私も蘭の魅力が少しはわかってきたようだ。