パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

ローズ・ゼラニウム Geranium

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ローズ・ゼラニウムは、センテッドゼラニウムとも呼ばれる匂いゼラニウムの仲間。

 

ピンクの花は小さく、パラパラとついてやや地味。
葉は大きな切れ込みがあり、ギザギザしており、手でもむと、バラの香りがする。

この植物からはゼラニウムの香料が採れる。

 

ケーキやクッキーに入れてバラの香りのお菓子を作るなど食用にもされる。

南アフリカ原産の植物のため、寒さに弱く東京では冬越しできない、と言われたものだが、地植えにすれば結構越冬して、株も大きくなる。

昔のうちの庭では冬でも葉が残って、そばを通ると足に触れていい匂いがしたものだ。

 

この仲間は他にも、チョコレート、ミント、アップル、ナツメグ、パイナップル、レモンゼラニウムなど、様々な香りを持つ種類がある。
葉も、丸かったり斑入りなどバリエーションがあるので、ガーデニング好きの人に収集されたりする。

 

ヨーロッパの石造りの窓辺に飾られている、大きな赤い花や、お花屋さんでよく見かけるゼラニウムは園芸品種で、花も固まって咲くのでもっと見栄えがよい。

ツタのように下に垂れさがって咲く品種は、釣り鉢仕立てにするときれい。

 

昔は、園芸品種はゼラニウム、芳香種はペラルゴニウムと分けて教えられ、属名もフウロソウ属、テンジクアオイ属と別れていたが、今は一緒になっているらしい。

俗称も加わって、ややこしくなっている。 

 

▶ 植物事典 フウロソウ科 テンジクアオイ属 学名:Pelargonium graveolens

 

 

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