アトリエで、お花の水切り
夏の花の買い出し
今日は久しぶりにお花屋さんまで足を伸ばし、アトリエのお花を活け替えました。
和花や枝物が欲しかったのですが、時節柄か、お花屋さんで並んでいた種類はちょっと少な目。
迷いましたが、まずは心を明るくしてくれそうな黄色の小ぶりなヒマワリ。もうすぐ夏なんだな~という季節の先取り感で選びます。
すっきりとした白のカラーにギボシ(擬宝珠)の大きな葉を合わせ、長持ちする木苺の葉を足しました。
気温が上がると花の持ちが短くなりますので、手入れも念入りに。
水きりの方法
まず、水が足りなくならないよう余分な葉などは落とし、茎は水切りをします。
こうして茎は水の中で切ると、切り口に空気が入らず水揚げが良くなります。
茎の中の導管(水を吸い上げる道)が詰まってしまうと、先の方まで水が行きわたらずぐったりしてしまいます。
また、夏はお水が腐らないように水替えも頻繁にしてあげます。
このお花を大切にするという気持ちとか、ちょっとしたひと手間かける時間が、つまりは自分を大切にしている気分になるのです。
気難しい花の種類でなければ、ミョウバンをつけたり茎を焼いたりしなくても大丈夫。
花屋さんでもちゃんと水揚げをしてくれますので、このひと手間で十分長持ちします。
一番最初は花瓶の高さに対して、ちょっと背が高いかな?と思うくらいで活けておきます。
こうして切っていくと、徐々に茎が短くなりますのでバランスもあってきます。
花瓶も丈に合わせて取り変えながら、最後までいけ切ると達成感がありますね。
またお花と一緒にお客様をアトリエで迎えられる日を、心待ちにしている毎日です。
<花材>
擬宝珠(ギボシ)、カラー、ヒマワリ
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