
なぜブログがアップできなかったかというと、しばらく電気なしワイファイなしの生活をしていたからである。
週末から7月14日の革命記念日まで、会社も休みだしどこも人でいっぱいだから、家族と一緒にカントリーハウスへ行かないかと誘われて、連れて行ってもらったのだ。
「カントリーハウスだからって、私はまき割りとか水汲みとかはできませんよ」と念を押したところ、そんな必要はないと言われたのだが・・・。
金曜日の夕方にアルディッシュに到着。
「大草原の小さな家」的な、ログハウスとかを想像していたのだが、いくつもの棟がつながった、石造りの結構大きいおうち。
いったいいくつ部屋があるのか聞いたら、10部屋あって20人泊まれるという。
200年くらいの歴史があるみたいだし、使っていないお部屋には蜘蛛の巣とか、うす暗い部屋もあってちょっと怖い。。。
うーん、この家で寝られるかなあ。。。

部屋に案内してもらい、荷物を置いたりしていると、ふっとスタンドが付かなくなった。
パリは10時、南仏は9時くらいまでは明るいので、ライトなしでもまだぜんぜん大丈夫な明るさだが、
気が付くと遠くのほうで、ここのご主人が電話で誰かと話している大声が聞こえる。
早口のフランス語で、停電なので電気会社の人に来てくれと言っている模様。
しかし電話の向こうで担当者が言っているのは、
「今週はもう修理は5時で終わりで、どんなに早くても月曜日しか行かれない。それも何時になるかわからない」
というようなことらしい。
つづく