昨日までの風が気になって、新宿御苑に早くに桜を見に来た。
日曜日はまだあまり咲いていなかったから、散ってはいないだろうと。
冬の朝とは比べようもなく大勢の人が、開園前の門に待っている。
そして、開門と同時にカメラと三脚をかかえ、枝垂れ桜まっしぐらに走っていく人たちもいる。
千駄ヶ谷門をはいり、坂道を下りていくと、池のほとりにおおきな枝垂れ桜がある。
今年は桜の咲くのが遅かったので、下の水仙はみな終わってしまったが、早い年は一緒に写真が撮れる。
池をバックに撮るのが一番きれいなのだけど、人が多くなるとぐるりとまわりを取り囲んでしまうので、人を入れずに写真を採るのが難しくなってしまうのだ。
毎年恒例の景色だけど、昨年は震災の後だったので、ことさらに美しかった。
今年はもう少しゆとりを持って眺められる。
こんな風にぼんやりとったら夢の国のよう。
花かんざし。
枝垂れの向こうには、ソメイヨシノが開きはじめ、うすぼんやりピンク色をしている。
感動の春!