新宿御苑、季節季節に撮りたい場所はみんな一緒なんだなあ・・・。
冬の日差しが黄金色に照らすイチョウのじゅうたん。
あたりは眩い(まばゆい)光で満たされている。
ここは新宿御苑で神社ではないが、全国にあるご神木には銀杏が多い。
銀杏は水気が多いので防火の意味で植えられるというが、「木そのものに神々しさがある」からとも思う。
池のほとりに立つ背の高い木はなんだろう?
夏の間は緑一色で目立たなかったけれど、円錐形の高木が鮮やかに色づいている。
遠目で見て針葉樹みたいだけど、カラマツかなあ。 スギの仲間かなあ。
静かな裏の方には、黄色からオレンジ、オリーブグリーンなどのグラデーションの紅葉が照り映えて本当にきれい。
おだやかな冬の朝。
紅葉が終わりを迎えるころ、すでに水仙は咲きはじめる。
薄い緑色の帽子の中にはまだ未熟なつぼみが隠れていて、冬のつめたい風から守られている。
これから来る厳しい寒さの中で、希望に満ちたのびやかな葉先、そしてみずみずしい緑。